繊細で優雅な白糸刺繍は誰もが憧れれる白糸刺繍 ドロンワーク、シュヴァルム、ハーダンガー、アジュール、ヘデボ、パンチワーク、更にはイタリア刺繍など様々な白糸刺繍を学ぶクラスです。刺繍の経験がある方はもちろん、初めての方でも、それぞれのレベルとペースに合わせて進めて頂けます。
白糸刺繍は、古くはアラブ民族が、厚い重い木綿地に白糸で刺して衣服として着用していたらしくヨーロッパでは15世紀にローマを中心とした修道院の仕事として始められて、後にドイツやスイスで、白い麻地に白糸で刺すなど国によってそれぞれの特徴が出来てヨーロッパ各地に広まったそうです。白糸刺繍の魅力は、白い糸で白い生地に刺繍すると透き通った透明感から醸し出される上品さと清楚な雰囲気が現代においても多くの人々の心を捉えて離さない点にあります。
16世紀中頃イタリアベネチアで生まれたニードルポイントレースやドイツ、シュバルムタットで生まれたシュバルム刺繍やフランス語で明かり取りの窓と言われたアジュール刺繍、デンマークの首都コペンハーゲンの南西のヒーダボーで作られるホワイトワーク技法などまるでヨーロッパの街々を白糸刺繍で巡る旅をして歴史のロマンも同時に体感出来ます。