上野にある東京都美術館で6月24日から6月29日まで開催されていた、第68回東京都手工芸美術展には多くの素晴らしい手工芸の入選作品が展示されていました。
その中の一般の部ではJACA欧風刺繍新宿校で講師を務める、刺繍家内田桃子先生の欧風刺繍の作品
「ヴィヴァルディ四季」が二等賞に選ばれていました。作品はニードルウィービング、ミラーワークの手法を使った大作で、見る人にエネルギーを与えるような力強さと、勢いがありました。
また今年JACAで講師資格を取得され、作家活動を始められた郷野裕子さんの作品2点も入賞しました。
立体の花が生き生きとスタンプワークで表現されている「春のベランダ」とお子さんの絵がモチーフになった「息子のお絵かき “カクレオン” 」は見ていて楽しくなる作品です。
写真説明(左から)
「ヴィヴァルディ四季」 / 「春のベランダ」 / 「息子のお絵かき“カクレオン”」